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美味のネタ帳・知っとくシリーズ

グルメ→メタボ そこで メディカルフィットネス

新潟市中央区湖南にある猫山宮尾病院で内科診療と、同院に併設されているメディカルフィットネス「CUORE」で利用者の健康管理に従事している太田玉紀です。
フィットネスの分野に携わっていることから、雑誌やWEB上で健康増進に関するコラムを書かせていただくことは珍しくありませんが、意外にも今回は美味しいものばかりを掲載した<産地直送便>で、ダイエットやメタボ対策をキーワードとしたコラムを担当させていただくことになりました。

 さて唐突ですが、皆さんに一つ試していただきたいことがあります。
それは、「“ピンク色の象さん”を頭の中に思い浮かべないでください。」ということです。難しくありませんでしたか。多くの方々は一旦“ピンク色の象さん”を脳裏にイメージしてから、次にそのイメージを消去する作業を行われたことでしょう。
お気付きのとおり、ヒトは否定的な表現よりも肯定的な表現に親しんでいて、「食べ過ぎないで!」より「控え目に食べよう!」と言われるなら、容易にダイエットを実行できそうです。グルメに人気のある<産地直送便>の品々についても、「バランス良く適量を!」というスタンスで楽しんでいただければ良いと思います。

 2005年4月に日本動脈硬化学会をはじめとする8つの学会合同で「メタボリックシンドローム」の診断基準が発表され、これを機に「メタボリック」という言葉が一躍注目を集めることとなりました。
ご存知かと思いますが「メタボリック」は「代謝=メタボリズム」の形容詞形で、内臓脂肪の蓄積に加え、脂質代謝異常、高血圧、高血糖の3項目のうち2項目が当てはまれば「メタボリックシンドローム」と診断されます。
2008年4月から、メタボリックシンドロームに着目した特定検診・特定保健指導が行われており、生活習慣病(高血圧症・糖尿病・脂質異常症など)について各個人の認識を深めることが求められています。
日常生活でバランスの良い食事をとり、摂取したカロリーを効率よく消費するために基礎代謝を高めておくことがダイエットの基本であり、延いては生活習慣病の予防と対策につながると考えます。


オーダーメイドのフィットネス、それがメディカルフィットネス

 2009年の国民健康・栄養調査結果によると、「メタボリックシンドローム予防・改善のための食事や運動をしている人」は成人男女で3割に満たない一方、60歳代の男女では4割以上に運動習慣があるそうです。皆さんの中にも独自で運動を続けている方や、公共の運動施設や民間のフィットネスに通っている方がいらっしゃると思いますが、ここで一つ質問です。
運動はしてはいるけれどダイエット効果が感じられない、あるいは、運動したら体調を崩されたようなご経験はありませんか。
お心当たりのある方にメディカルフィットネスで健康増進されることをおすすめします。
メディカルフィットネスの特徴は、
 (1) 健康診断や体調管理などの医療的サポートがあること
 (2) 目的や体力に応じた運動プログラムに沿って運動を実践すること
 (3) 専門スタッフから栄養指導や保健指導が受けられること
で、まさにオーダーメイドのフィットネスなのです。

生活習慣病の予防や対策だけでなく、ダイエットを含めた健康志向の質も高まっていることから、メディカルフィットネスのニーズは近年増加しています。
生活習慣病の治療において運動は食事や薬と同様に重要な役割を果たしていて、運動療法として認められています。メディカルフィットネスでは、利用者の症状や検査値を踏まえた運動プログラムが作成されますから、症状の改善を目指した運動療法を受けることができます。生活習慣病の診療にあたっている私ですが、運動療法が功を奏して、患者さんに処方する薬を減量もしくは中止することができるたび、仕事に対するやり甲斐を感じています。皆さんも<産地直送便>で四季の味を堪能しながら、健康づくりへの歩みを進められてはいかがでしょうか。





太田 玉紀
 医療法人宮仁会 猫山宮尾病院 内科部長
 メディカルフィットネスCUORE センター長

プロフィール <主な資格・役職など>
 医学博士
 日本内科学会認定内科医
 日本体育協会公認スポーツドクター
 日本体調改善運動普及協会名誉理事
 メディカルフィットネスフォーラム副会長


株式会社 フレッシュライン新潟

[更新日 2011/11/9]