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美味のネタ帳・知っとくシリーズ

■「梨」のシーズン到来

八百屋さんの店先やスーパーのフルーツ売場に「幸水」が出始めると、「おっ!今年も梨のシーズン到来!」と晩秋までいろいろな品種がバトンタッチのように続く楽しみと、夏の終わりも近いというちょっと寂しい気持ちが交錯します。

今回「梨」についての素朴な疑問をQ&A形式にて一気に解決、これだけ知っていれば大丈夫?!・・・そうです、備えあれば憂いナシ!

 

1、梨の産地ってかなり多いの?

梨は沖縄県を除く日本各地、北海道南部から鹿児島県まで広く栽培されています。そのため、主な生産県でも収穫量におけるシェアはそれほど高くなく、上位10県合計でも全体の7割に達しません。    (1参照

 

〈県別和なし収穫量ベスト10

                 〈図1

 

全国合計

収穫量(t

シェア(%)

 

328,200

1

千葉

39,400

12.0

2

茨城

33,200

10.1

3

福島

25,500

7.8

4

鳥取

24,600

7.5

5

栃木

23,700

7.2

6

長野

20,900

6.4

7

新潟

18,200

5.5

8

埼玉

13,000

4.5

9

熊本

11,800

3.6

10

福岡

11,500

3.5

     〈出典:農林水産省統計情報 2008年〉

 

2.収穫量の多い県は?

1位は千葉県です。「幸水」・「豊水」の栽培が盛んで、主産地も広範囲に亘っています。

4位の鳥取県は青梨系の「二十世紀」の栽培が盛ん。平成13年までは収穫量1位でしたが、今日では「豊水」や「幸水」などの赤梨系の人気が高まってきたこと、二十世紀梨は比較的難しいことなどから、生産農家が減少しています。

新潟は、「新高」や「幸水」の栽培が盛んですが、他にも洋なし「ル・レクチェ」の栽培も盛んです。    (図1参照)

 

 

3.梨の歴史はどれくらいあるの?

梨の歴史は深く、食べ始められたのは弥生時代とされ、登呂遺跡などから多数の種子が見つかっています。また文献にはじめて登場するのは「日本書紀」で、五穀とともに栽培を奨励する記述があります。江戸時代には栽培技術が発達し、150もの品種が栽培されたと記録に残っています。

明治に入り「二十世紀」や「長十郎」が発見され、全国で盛んに栽培されましたが、優良品種が多数発見され、品種改良が盛んに行われた時期でもあります。

戦後になると、「幸水」・「新水」・「豊水」が登場し、普及したため、現在では「長十郎」の生産はかなり少なくなっています。

 

 

4.品種別の収穫量は?

生産量の多い順に「幸水」・「豊水」・「二十世紀」・「新高」となり、梨全体の約9割を占めています。中でも「幸水」は全体の4割の収穫量がある人気品種。これらはいずれも19世紀後半〜20世紀前半に発見、あるいは交配された品種です。

 

 

5.二十一世紀になっても二十世紀?

梨の品種は果皮の色から赤梨系と青梨系に分けられますが、二十世紀は青梨系の代表品種です。1888年に現在の千葉県松戸市で、当時13歳の松戸覚之助が偶然に発見。当時は「新太白」と名づけられたが、来る新世紀(二十世紀)における代表的品種になるだろうと願望を込めて新たに命名された。

西暦の概念さえまだ一般的ではなかった時代だったため、非常に先進的な命名だったと言えるでしょう。     (参考:ウィキペディア、農林水産省統計情報)

 



株式会社 フレッシュライン新潟

[更新日 2010/6/10]